裁判以外の紛争解決する手段として不動産鑑定士の役割が注目されています
紛争を解決する手段として代表的なものには裁判がありますが、裁判は原則的に公開で行われ、確定的な判決までに長い期間を要することがあります。また、裁判官は法律の専門家ではあっても、必ずしも紛争の原因そのものに関する専門家ではありません。
紛争当事者の方の中には、このような状況から裁判によらず、早く公平な解決を望まれるケースがあります。
不動産鑑定士は不動産の客観的な価値を判断することのできる専門家ですから、このような紛争のうちで不動産にかかわる紛争について、よりよい解決を導きだすお手伝いができます。また、ケースによっては、弁護士と連携してトラブル解決にあたることも可能です。
不動産鑑定士がADRに役立てるケースには、たとえば、相続における財産分割や、家主と賃貸人の家賃交渉のケースなどがあります。その他、不動産に関わるトラブルの解決材料として不動産鑑定評価書が有効となるケースがありますので、ご相談ください。
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